塗装する前に・・・
板金したり、キズを直したり・・・・
そんな作業は当たり前にあるんですが、
その次に多い作業が「穴埋め」
フロントカウルやシートカウル等にもともと空いてるビスの穴やダクトを埋めるんですね。
で・・・
今回はGPZ900R! いわゆる「ニンジャ」
定番なんですが、ウインカーの取り付け穴を埋めて欲しいと・・・
このアッパーカウルの・・・

この部分と・・・・

シートカウルの・・・・

この部分ですね。

みなさん「適当にパテでちゃちゃ~っとやって~」って言われるんですけど(汗)
こんなとこ全部パテで埋めたら、2秒でヒビ入って200メートル走ったらポロって飛んでいきます。
まだ外品のFRPパーツならいくらでもマット貼って作れますが、
純正カウルなどの樹脂パーツにはFRPは使えませんし、
高価なボンドやプラリペアなんかもね~・・・
ということで、
一番いいのは同じ材質で埋めること・・・なんじゃないでしょうか?
そのために中古の(ボロでもいいから)シートカウルをもうひとつ買ってきまして、
なるべく形の似ているこの部分を切り抜いて、

ウインカーの部分になるべくぴったりの蓋を作ります。

ついでにフロントウインカーの穴の部分も蓋を作りました(シートカウル切り抜いて)

こんな感じでピッタリです!

あとはこれをハンダゴテで少しずつ溶かしながら歪まないように、裏表きちんと一体化させ、
補強のボンドとパテを塗り、
面出しをして形を作れば完成です。
(完成写真はなぜだか消えてた・・・)
文章にすると一瞬だけど・・・
あの「蓋」4枚作るだけでも・・・・けっこうな時間かかるんですよ・・・
それにあのハンダゴテでプラスチックを溶かしたときの煙と臭い・・・・
つらい作業でございます(汗)
お客さま・・・・
どんな面倒な作業でも、遠慮なくご相談くださいませ!
曲がった鼻でお話お伺いします(笑)
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